北海道日本ハムファイターズは2月1日(木)、沖縄県名護市と国頭村で春季キャンプをスタートしました。1軍の拠点となるタピックスタジアム名護ではセレモニーが行われ、名護市の渡具知武豊市長から激励のご挨拶をいただきました。その後の練習では、加藤貴之投手や田中正義投手ら12投手がブルペンに入り投球練習を開始。明後日から始まる紅白戦に向けて、勢いよく投げ込んでいました。野手陣は、打撃や守備の基礎的な練習に加えて、実戦に備えた連携プレーなどをこなし、充実した表情で一日を終えました。
新庄剛志監督は、「うちのチームは明後日から紅白戦。選手はそのつもりでオフからトレーニングしてきた。打球や足の動きがいいなあ、と思って見ていました。選手はしっかり作ってきてくれているので、僕の方では自分のペースで焦らずにやりなさい、と伝えている。レギュラーを取りにいく強い気持ちが感じられる。結果を出した選手が開幕戦のメンバーに入ってくる」と自主トレ期間中に実戦に備えてきた選手たちの動きに手応えを感じていました。
ファームの拠点となる国頭村でもキャンプを開始しました。現役引退から10年ぶりにファイターズのユニフォームに袖を通した稲葉篤紀ファーム監督が「90番」を披露。「ファイターズの優勝に向けて、若手選手を育てます」と語り、決意を新たにスタートしました。