株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントは1月5日(木)、北海道北広島市で建設を進めてきた新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」（以下、「エスコンフィールド」）の竣工式を行いました。午前11時からグラウンド上の本塁付近で神事が始まり、関係者や来賓300人が出席して竣工を祝いました。

日本初の開閉式屋根付き天然芝球場となるエスコンフィールドは、2020年5月に着工。最大高さ70メートルのガラス壁や約1万トンの切妻型可動屋根、球場内のどこからでも試合観戦を可能にする360度回遊型コンコースなど様々な工夫が施される一方、新型コロナウイルスの感染拡大や二度の厳冬期も「安全と品質確保」に十分配慮しながらの工事が中断されることはありませんでした。一日最大1500人、延べ65万人以上の方が作業に当たられ、32カ月という短い工期でこの日を迎えることができました。玉串奉奠などを行った後、株式会社大林組 北海道 BPJV 工事事務所の竹中秀文所長から川村浩二代表取締役社長へ起工式の際に始球式で使われたボールが手渡されました。

川村社長は「建設に携わってくださったお一人おひとりのご尽力に敬意を表します。最高の施設、ハードができました。これからが我々にとっての本番で、身が引き締まる思い。ホスピタリティー、ファンサービスというソフトを加え、来ていただいた方に感動をお届けする‛世界がまだ見ぬボールパーク‘を作り上げてまいります」と挨拶しました。今後は3月の開業に向けてテナント関連の工事を進めていきます。