北海道日本ハムファイターズでは北海道内の子どもたちが安全で快適にプレーできる環境を整えるため、「ファイターズ基金」からの寄付で少年野球場を修繕、整備していく『ダイヤモンド・ブラッシュ』プロジェクトを立ち上げました。第1期の2020年は厚別区少年野球場(札幌市)、滝川少年野球場(滝川市)、室蘭市少年野球場、第2期の2021年には北区少年野球場(札幌市)、えみくる少年野球場(江別市)の改修を支援いたしました。
第3期は昨年7月22日(木・祝)から11月30日(火)まで応募を募り、「緊急性」「定期的に使用するチーム数・大会の開催状況」「応募団体の主体性や協力体制」などの基準に照らして選考した結果、南区中ノ沢球場(札幌市)、山村広場(愛別町)の2カ所を助成対象として採択しました。子どもたちの元気な声や球音が響き渡り、末長くシンボリックな球場であり続けることを願い、今年春から本格的な作業に着手します。
札幌市南区中ノ沢4丁目2
札幌市南区市民部
雨が降ると水はけが悪く、夏は2、3日、秋では1週間利用ができず、試合や練習を行う上で大変苦慮している。内外野フェンスや防球ネットも手作りのため、積雪で毎年春になると修繕が必要。ダグアウトにひさしがなく、熱中症が常に心配されている。
水はけの悪いグラウンドとフェンス
外野の芝生
上川郡愛別町字本町345番地1
愛別野球少年団
近隣にあいべつ球場(硬式用)があり、一帯は大学野球の公式戦など様々な大会や合宿で利用されている。
1990年から利用が始まり、バックネットは老朽化により金網が損傷、枠の錆が進んでいる。また積雪の影響で本塁側への傾きが見られ、今後倒壊の恐れもある。ベンチも座面の木材の劣化や、背もたれ部分が後傾し、子どもが座ると足がつかない状態になっている。
本塁側に傾くバックネット
ベンチも老朽化が目立つ