2021/12/21 (火)
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伊藤大海投手が地元に凱旋 鹿部町民栄誉賞を受賞

北海道日本ハムファイターズの伊藤大海投手が12月21日(火)、出身地の道南・鹿部町を訪問し、鹿部町民栄誉賞を受賞しました。授賞式に先立ち、母校の鹿部小学校と鹿部中学校も訪れ、後輩たちに夢を持つ大切さを伝えました。

授賞式の様子01

授賞式の様子02

人口約4,000人の港町で育った野球少年は、子どもたちに夢を与える存在になりました。小学校では真剣な眼差しを向けて児童らが聞き入る中、「ぼくも子どもの頃は体が小さくて、プロになれるような選手ではなかったけど、絶対にプロ野球選手になるという気持ちだった」と強い思いを持ち続けた少年時代を振り返りました。また、中学校では多くの可能性を秘めた生徒たちに「今は時間も体力もあると思うので、色々なことに挑戦してほしい」とチャレンジを促し、「失敗することも沢山あると思うけど、失敗はしてもいいと思う」と挫折から学ぶ重要性を訴えました。

続けて鹿部町役場を訪問し、町民栄誉賞を授与されました。2020東京オリンピック大会に出場し、侍ジャパンの金メダル獲得に貢献。その栄誉が讃えられ、鹿部町初の栄誉賞となりました。道民栄誉賞に続いての名誉ある賞に「より一層頑張らないといけない。感謝の気持ちを野球で伝えていきたい」と気を引き締めました。

ルーキーイヤーから鮮烈な結果を残しての凱旋に、「どこにいっても声をかけていただいて温かい。町全体で応援していただいている」と地元の応援を肌で感じました。少年時代に参加した野球教室が、プロ野球選手を目指すきっかけの一つと話す伊藤投手は「プロ野球選手から夢を与えてもらったので、次は夢を与える側になりたい」と次世代に夢を繋ぎます。「伊藤大海という名前を全国に広めて、鹿部町も知ってもらえたら」。町のヒーローであり続けるために、勝負の2年目を迎えます。

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