北海道日本ハムファイターズは11月30日(火)、ファンフェスティバル2021『FIGHTERS NIGHT』を開催しました。今年は札幌ドームに18215人のお客様にご来場いただいたほか、昨年同様にオンラインによるイベント、オンライン配信を行うなど様々な形で1年間ご声援を送ってくださったファンの皆様に、選手たちが感謝の気持ちを伝えました。
今年は上沢直之投手率いる投手陣の「ナイトグラブズ」、近藤健介選手率いる野手陣の「バットボーイズ」の2チームに分かれ、綱引きと玉入れを組み合わせたゲームや、バットとボールを使ったゲームなどで競い合いました。また、オンラインでは選手同士による野球ゲーム対決、ファイターズレジェンドOBによるトークショーを配信。選手たちは試合中の真剣な表情とは違った柔和な表情や笑みなどを見せていました。
そして、イベントも中盤を過ぎたところで、新庄剛志監督が白いスポーツカーで豪快に登場。「15年ぶりに北海道に帰ってきました」と第一声を放ち、会場に集まった皆様に挨拶しました。「来年から僕が舵を取り、かわいい選手たちと船旅に出かけます。そのかわいい選手たちと一緒に、船にみなさん乗ってくれるのであれば、目いっぱいの拍手をお願いします。北海道の皆さん、日本中の皆さん、かわいい選手たちと一緒に船に乗ってくれますか」と会場に呼びかけると、大きな拍手が巻き起こりました。
4つのバトルを戦い終えて、ダンスやゲームなどで抜群の活躍を見せた上沢投手が「KING OF NIGHT PLAYER(KNP)」に選ばれました。最後に近藤選手会長が「コロナで大変な生活をしている中、少しでも励みになればと選手も一生懸命がんばりました。来年はBIGBOSSのもと、見ていて楽しいチーム、応援していて楽しいチームになるよう選手一丸で頑張ります。本当に一年間ありがとうございました」と感謝の言葉を述べるとともに、来季に向けた思いを語りました。その後、今季限りでの引退を表明した谷口雄也さんの引退セレモニーを実施。谷口さんは「11年間の野球生活を応援していただき、ありがとうございました」とあいさつし、選手たちから背番号の数である4回胴上げされ、谷口さんらしい愛らしい笑みを浮かべていました。
また、今年のファンフェスティバルも、メインイベントの4つのバトル結果に連動したチャリティを実施。バトルの結果に、ファンの皆様からの募金も合わせ、合計1,074,500円をNPO法人チャリティーサンタと北海道グレートサンタランの2団体に寄付し、両団体を通じて医療機関で闘病する子ども達や貧困家庭の子ども達にクリスマス・プレゼントを贈ります。