北海道日本ハムファイターズでは、北広島市と結ぶパートナー協定に基づく連携事業の一環として、12月10日(木)に大曲東小学校、12月21日(月)に緑陽中学校で、ファイターズベースボールアカデミーコーチによるキャリア教育授業と体育授業を行いました。
【キャリア教育授業】講師:村田和哉コーチ
6年生を対象に、「夢を叶えるために必要な5つのこと」というテーマで講話を行いました。プロ野球選手になるという夢を叶えてからも、常に新しい夢を追って努力し続けた自身の体験談から、「自分の可能性に蓋をせずに全力で頑張れば、必ず夢に近づくことができる」というメッセージを子どもたちへ力強く伝えていました。
【体育授業】講師:須永英輝コーチ・村田和哉コーチ
5年生を対象に、捕球動作と投球動作のレクチャーを行いました。まずは、身体を動かす上で大切な正しい姿勢やひねりの運動などを全員で実施したあと、捕球動作・投球動作の2つのグループに分かれて、それぞれのポイントを伝授。
捕球動作では、ボールに慣れるところから始まり、自分で投げたボールを手拍子や回転したあとにキャッチする練習をしました。どんどん難しくなる動作に苦戦しながらも、どうすればうまくキャッチできるようになるのか考えながら、捕球の体勢や空間認知力を学びました。
投球動作では、掛け声に合わせて、一つ一つの形を学んだあと、実際にボールを思いっきり投げる練習を行いました。コーチのアドバイスを受けながら、どんどんボールが力強くなっていきました。
【体育授業】講師:大塚豊コーチ・浅沼寿紀コーチ
1・2年生を対象に、投球動作と、バッティングのレクチャーを行いました。
投球動作では、ボール持ち方やフォームの確認、ステップをしながら投げる練習などを行いました。投げ方を学んだあとは、応用としてコーンの上にあるボール狙い、落とすというゲームを対戦形式で行い、全員で大いに盛り上がりました。
ティーボールを使ったバッティング練習では、ただバットを振るのではなく、体の軸やひねりを意識することでどんどん上達し、生徒自身も変化を感じることができたようです。
中学校で体育授業を行うのは初めてでしたが、短時間の中でもたくさんの学びがあった様子でした。
3年間で北広島市内の全小中学校を回り終えたこととなりました。2021年以降も、ファイターズと学校教育の連携についてさらなる発展を目指していきます。