北海道日本ハムファイターズは11月25日(水)、千葉県鎌ケ谷市の球団事務所で上田佳範外野守備走塁コーチの就任会見を行いました。
1991年ドラフト1位で日本ハムファイターズに入団した上田コーチは2005年まで現役選手として在籍し、来シーズンは指導者として16年ぶりの古巣復帰になります。現役引退後の2009年からは中日ドラゴンズ、横浜DeNAベイスターズでコーチを歴任。豊富なキャリアを生かした手腕を期待されています。「ファイターズのユニホームに16年ぶりに袖を通せることに、非常に興奮しています。球団に感謝、栗山監督に感謝して、できることを精一杯やっていきます」と決意表明しました。
会見に同席した栗山監督は、走守の意識改革への旗手として改革を熱望していました。「来年は特に守備、走塁は大事になってくると思っている。上田コーチに戻ってきてもらえることは、非常に大きい。選手、コーチとしての経験が必要。100%、生かしてほしい」と熱くリクエストしました。上田コーチは北海道日本ハムファイターズには選手として2年間在籍したが、北海道への思い入れは強い。「温かい人、温かいファンばかりでした。そんな中で、もう1度ファイターズでやらせてもらえる。選手もみんな、能力が高い選手ばかりなので楽しみ」と、新天地での意欲にみなぎっていました。