北海道日本ハムファイターズは『Sports Community』の企業理念の下、北海道の子どもたちがスポーツを楽しみ、自ら積極的に運動へ取り組む姿勢を育むことを目指し、2019年5月より「ファイターズフィジカルアカデミー」を開校いたします。対象は年中～小学4年生の男女で、札幌市内と北広島市内の計3校で新規受講生の募集を開始いたします。たくさんの子どもたちが、スポーツを楽しみ、スポーツを通して心身ともに健康に育っていく「場」となることを目指しております。

募集概要

ファイターズフィジカルアカデミーでは、「野球」「ダンス」など、特定のスポーツに特化した体力運動能力向上や専門スキル習得を目的とするのではなく、"走る、投げる、跳ぶ、掴む、打つ"といった様々なスポーツに通じる基礎的な体力運動能力を養成/改善させることで、どんなスポーツでも苦手意識なく取り組むことができる身体リテラシーの高い子どもたちの育成を目指します。
プログラムは、筑波大学及び筑波大学発ベンチャー（(株)Waisportsジャパン）による産学連携型の講師チーム監修の下に最新の心身科学理論に基づいて開発されたものです。
スポーツ経験や野球経験がない、あるいはあまりスポーツ・運動は得意ではない子どもたちはもちろん、すでに特定のスポーツをしている子からしていない子どもたちまで幅広くご参加いただけるものとなっております。この活動を通じて、ファイターズアカデミーとしては、北海道の子どもたちの体力運動能力の養成/改善に貢献していきたいと考えております。

【フィジカルアカデミー体験会の様子】

近年、「体幹」という言葉が浸透してきましたが、体幹を鍛えることで、自分で意識しなくても色々な筋肉を連動させて動かす能力を身につけられるようになります。 左の写真では、子どもたちに親しみのある動物の動作(※写真はアヒルの動き)の真似をする動きで股関節や肩甲骨が柔軟になり、体幹を強くするトレーニングを行っています。 各部位のストレッチや筋力トレーニングだけでなく、いろいろな筋肉を連動させて動かすことが、運動能力を向上させるためには効果的です。

身体は、耳や目などから入ってきた情報を収集し、脳から発信される「動け」という指令が神経を通って筋肉に伝わることで動きます。 このトレーニングでは、「左」という言葉の指令で身体を「右」に動かし、「前」という言葉の指令で身体を「後ろ」に動かしています。「収集した情報」と「脳から発信する指令」を逆にして複雑化することで、神経伝達機能が向上し運動能力を高めることを目的としています。また、みんなで輪になり楽しみながら行うことで協働性や協調性も身につくようになります。

メインコーチ情報

村田　和哉（むらた　かずや）

千葉・市立船橋高校、中央大学を経て、2007年のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから4位指名で入団。入団後は、主に、代走、守備固めとして、チームにとって貴重な存在として活躍。在籍時に学んだ、全力疾走、最後まで諦めない姿勢を子どもたちに伝えながら指導にあたっている。

受講生募集概要