2018年「北海道179市町村応援大使」が就任した18市町村のうち、石狩市、八雲町、砂川市、栗山町、幌加内町、幌延町、小清水町、音更町、標茶町の9市町で応援大使にまつわる献立を学校給食に提供していただきました。メニューを考案していただくにあたり、事前に選手に対して食にまつわるアンケートを実施。「給食に採り入れてもらいたいご当地グルメ・好きだった献立」「今意識して摂取している食べ物」「苦手を克服した食材」といった質問項目の回答を自治体側に提供し、昨年11月から12月にかけてそれぞれの市町で21,849名の児童・生徒の皆さんに味わっていただきました。
実施日 | 11月21日(水) 上沢直之投手 村田透投手 |
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献立 | <上沢投手、村田投手メニュー>
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市町村・給食センター からのコメント | 選手の好きなメニューや食材、選手の出身地を意識し、石狩市の食材もおりまぜた献立にしました。今回の取組によって子どもたちが、石狩市の応援大使である選手の好きなものや身体を作るために意識してよく食べているものを通して食材や食べる事に、これまで以上に関心を持ったと思われ、食育の一環として効果があったものと思います。 |
実施校 | 小学校13校 中学校8校(計4,868食) |
実施日 | 12月12日(水) ブランドン・レアード選手 公文克彦投手 |
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献立 | <レアード選手、公文投手メニュー>
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市町村・給食センター からのコメント | 今回、公文投手が小学生時代の思い出のカレー具材として教えてくれたのが「ミンチ」でした。八雲町では、『ミンチカレー』がメニューになかったため、さっそく、給食に取り入れさせていただき、八雲町全小中学校のみなさんに食べていただきました。子どもたちの様子や感想からも大変おいしかったようで、今後も給食メニューで登場させていきたいと思います。また、今回の給食を機に子どもたちが好き嫌いせず、なんでも食べられるようになり、丈夫で健康的な体が作れるようになればと思います。 |
実施校 | 小学校8校 中学校4校(計1,288食) |
実施日 | 11月21日(水) 近藤健介選手 石井裕也投手 |
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献立 | <近藤選手、石井裕投手メニュー>
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市町村・給食センター からのコメント | 両選手の「好きだった給食メニューや家庭での献立」、「出身地の名産品」をなるべく取り入れるように献立を考えました。選手は、身体作りのために「好き嫌いなく、野菜もしっかり食べること」を意識していることを子どもたちへ伝えました。給食で初めて出る『いわしのカリカリフライ』を苦手とする子どもたちもいましたが、頑張って一口は食べようとする様子が見られました。給食を通して、応援大使のお二人を身近に感じ、好き嫌いなく食べること、給食の大切さを学ぶ良い機会となりました。 |
実施校 | 小学校5校 中学校2校(計1,075食) |
実施日 | 11月20日(火)、21日(水) 淺間大基選手 宮西尚生投手 |
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献立 | 11月20日 <淺間選手メニュー>
11月21日 <宮西投手メニュー>
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市町村・給食センター からのコメント | 両選手からのリクエスト給食ということで、武藤栄養教諭と相談しながらメニューを用意することができました。両選手の子どもの頃の懐かしメニューは、今の子どもにも人気がありますね。特に20日の『ポークカレーライス』に『フルーツ白玉』は、デザートとして口当たりも良く残食率も少なかったです。また、21日の『背割りコッペパン』に『焼きそば』を挟んで食することはこれまでありませんでしたので、この機会にメニューに追加していきたいです。両選手が子どもの頃食していた給食を提供することで、少しでも給食に関心を持ち健やかな学校生活を過ごしてほしいと給食センター職員一同願っております。選手が食したリクエスト給食は、子どもたちへの貴重なメッセージとなったことでしょう。 |
実施校 | 小学校3校 中学校1校(計約800食) |
実施日 | 11月22日(木) 西川遥輝選手 浦野博司投手 |
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献立 | <西川選手、浦野投手メニュー>
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市町村・給食センター からのコメント | 西川選手と浦野投手のコラボ給食メニューとして4種を用意しました。『梅ごはん』は、西川選手が給食メニューに加えてほしい出身地の名産品「紀州梅」を使ったごはんで、『にら玉汁』は、西川選手が身体を作るためによく食べた「とうふ」と、浦野投手が昔は苦手で今は克服して食べられるようになった野菜(にら)を使った汁物です。『黒はんぺんフライ』は、浦野投手の出身地の静岡県は魚の練り製品も有名で、中でも「黒はんぺん」はおでんの具材としても食べられており、その黒はんぺんをフライにしたものです。『カミカミサラダ』は、西川選手が給食メニューに加えてほしい出身地の名産品しらすと、浦野投手が昔は苦手で今は克服して食べられるようになった野菜を使ったサラダです。このような取組は初めてでしたが、給食を提供する側としても勉強になりましたし、子どもたちも憧れの選手がお勧めのメニューを喜んでくれたものと思います。 |
実施校 | 小学校2校 中学校1校 高等学校1校(計199食) |
実施日 | 12月11日(火) 石井一成選手 横尾俊建選手 |
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献立 | <石井一選手、横尾選手メニュー>
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市町村・給食センター からのコメント | 横尾選手の出身地、神奈川県のご当地メニュー『横浜家系ラーメン』と石井一選手が体作りのために意識して食べている「鶏肉」を使った『バンバンジーサラダ』を提供しました。普段は入っていないチャーシューやのりのトッピングに子どもたちはおいしいと喜んでいました。この企画を通して、食べることの楽しさや好き嫌いなくいろんな食材を食べることの大切さを感じる、良い機会になったと思います。 |
実施校 | 小学校1校 中学校1校 小中学校1校(計219食) |
実施日 | 11月22日(木) 松本剛選手 新垣勇人投手 |
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献立 | <松本選手、新垣投手メニュー>
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市町村・給食センター からのコメント | 松本選手の子どもの時の思い出にちなんで、「唐揚げ」と「鋳物汁」。鋳物汁は、松本選手の出身地埼玉県川口市の郷土料理で、子どもの頃給食でよく出ていたメニュー。この日来町した松本選手をより身近に感じられたのではないでしょうか。 |
実施校 | 小学校1校 中学校1校(計334食) |
実施日 | 11月20日(火)22日(木) 大田泰示選手 黒羽根利規選手 |
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献立 | <大田選手、黒羽根選手メニュー> 11月20日
11月21日
11月22日
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市町村・給食センター からのコメント | 大田選手、黒羽根選手の「好きだった給食メニュー」や「身体をつくるために意識して食べているもの」、「昔苦手だった食べ物」を取り入れたメニューを3日間実施しました。子どもたちが好きなメニューばかりで、給食だよりを配られた時からとても楽しみにしていました。大田選手が身体をつくるために意識して食べているものに納豆(大豆)があったため、音更町特産の大豆を使用して『野菜たっぷりミートスパゲティ』を出しました。普段から音更産の食材は使用していますが、今回の取り組みを通して、地元の食材への関心や好き嫌いをなくすことの大切さを学ぶ良い機会になったと思います。 |
実施校 | 小学校13校 中学校5校(計12,315食) |
実施日 | 11月21日(水) 斎藤佑樹投手 清水優心選手 |
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献立 | <斎藤佑投手、清水選手メニュー>
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市町村・給食センター からのコメント | 応援大使をイメージしたこの日の献立は、斎藤佑投手や清水選手が小中学生当時、給食メニューの中で好きだった『卵うどん』『揚げパン』『冷凍パイン』『ミルメーク』と、両選手とも身体づくりを意識して食べている「サラダ」を提供しました。特に、初めて給食に登場した『揚げパン』は、子どもたちはもとより先生方からも大変好評をいただき、今後の献立にも度々登場しそうです。また、都合上お二人の試食までは叶いませんでしたが、実際に提供した給食をご覧になり、「食べたかった!」とのコメントをいただき、この上なくうれしい限りです!毎日、安全で安心な給食を子どもたちに提供する立場に身を置くものとして、あらためて学校給食の大切さについて深く感じられることができ、この様な企画に取り組めるまたとない機会を与えてくださった選手のお二人に、本当に感謝いたします。 |
実施校 | 小学校5校 中学校4校(計751食) |