2018/11/13 (火)
チーム

中田選手がFA権を行使せず3年契約で合意

北海道日本ハムファイターズの中田翔選手が11月13日(火)、今年取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使せず残留することを表明しました。札幌市内のホテルでこの日球団側へ最終的な意向を伝え、その後に開いた記者会見で来シーズンから3年契約を結ぶことで合意したと明言。「球団からぜひ残ってほしいという言葉が胸に刺さりましたし、家族を含めてみんな北海道が大好き。ファンの皆さんのためにまだまだできていないことがあると改めて思い、結論を出しました」と語りました。

レギュラーに定着して10年目の今年、人生で初めてキャプテンマークをつけて臨み、2シーズンぶりに打点を3桁に乗せるなど主軸としての役割をきっちり果たしものの「優勝や日本一を待ち望んだファンの人たちを喜ばせることができず、悔しかった」と振り返った中田選手。「だからこそ、もう一回奪い取るつもりで戦っていきたい」と強い決意をにじませました。

北広島市に2023年3月開業を予定している新球場のイメージ映像には、大型ビジョンに中田選手の表情や打撃シーンが映し出されています。「球団からも(完成時に)先頭に立って頑張ってほしいと言っていただき、自分自身もそこまでこの世界で生き残ることができればこの目で見たいですし、色んな意味でわくわくしています」。そう話す顔にはまだ見ぬ世界へ胸躍らせる野球少年のような表情が浮かんでいました。

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