北海道日本ハムファイターズは9月16日(日)のオリックス・バファローズ戦終了後、札幌ドームで稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)をメインコーチとする野球教室、第2回「稲葉SCOフィールドクラブin札幌ドーム」を開催しました。北海道内各地から軟式野球チームに所属する小学6年生20人と指導者3人が参加。約4万人が観戦した熱気の残るグラウンド上で、稲葉SCOとアカデミーコーチたちが守備と打撃の2パートを約1時間半にわたって指導していきました。
震災の影響によって大会スケジュール変更を余儀なくされた10人が残念ながら不参加となりましたが、少ない人数になった分、稲葉SCOやコーチ陣が一人ひとりと向き合い適切なアドバイスを送っていきました。侍ジャパン監督に間近で接する絶好の機会とあり、選手たちはどんな言葉も聞き漏らさないよう集中してプレーに臨んでいました。
ノックやフリー打撃が終わると稲葉SCOは現役時代に練習に取り入れていたロングティーを行い、柵越えを連発して選手たちのどよめきを誘っていました。身振り手振りを交えた指導を終え、稲葉SCOは「野球はミスがつきもののスポーツで、お互いにカバーし合えるのが良さでもある。きょう聞いたことをしっかり思い出し、失敗を恐れずに今後に生かしていってください」と呼びかけていました。