試合情報

幸先良く2点をリードしたまでは良かったのですが、4回にビッグイニングを作られ悔しい逆転負け。借金は今季ワーストの「21」となりました。

1回、二塁打の万波中正選手を松本剛選手が送って1死三塁の好機をつくります。2アウト後、4番近藤健介選手の右翼フェンス直撃の二塁打で先制点を奪いました。2回には1死一塁からヒットエンドランで一、三塁とすると、佐藤龍世選手が初球できっちりとスクイズを決め、1点を追加しました。

先発は右足の骨折から復帰し、7月16日以来の1軍登板となった上沢直之投手。3回までは被安打2、無失点に抑えていましたが、4回に暗転します。無死一、二塁のピンチからなんとか2死二、三塁までこぎつけますが、ガルビス選手に右翼線二塁打を浴びて同点。さらに勝ち越し2ランを許してしまいました。その後も相手の勢いを食い止めきれず3点を失い、まさかの一挙7失点となりました。上沢投手は5回途中100球でマウンドを降り、残念ながら復帰戦での白星とはなりませんでした。

6点を追う展開となりましたが、選手は諦めませんでした。6回は2死から粘って満塁の好機をつくり、7回は今川優馬選手の9試合連続安打となるタイムリーで1点を返しました。今季5度目の5連敗となりましたが、この粘りは必ず次戦に生きるはずです。

上沢投手
＜4回1/3　100球　打者26　安打9〈本塁打1〉　三振7　四球3　死球0　失点8　自責点7＞

「ただただ力になれず悔しい気持ちでいっぱいです。味方が先制点を取ってくれたにも関わらず、僕の投球で試合を壊してしまう結果になり、申し訳ない気持ちです。最後までしっかり応援したいです」