試合情報

中盤に先取点を奪ったものの、先発のポンセ投手が6回につかまり、逆転負け。引き分けを挟んでの3連勝はなりませんでした。

ポンセ投手は2回、連打と四球で無死満塁のピンチを背負いますが、紅林選手を併殺打に仕留めるなど無失点で切り抜けます。打線は4回、ヌニエス選手、近藤選手のヒットなどで1死二、三塁の好機をつくり、続く今川優馬選手の犠牲フライで1点を先制しました。同点に追いつかれて迎えた5回は、1死一塁で谷内亮太選手が右中間へタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功しました。しかし、6回にポンセ投手が先頭打者から連打を浴び、杉本選手に逆転3ランを献上。さらにもう1点を失い、6回5失点で3勝目はなりませんでした。打線も6回以降はつながらず、追いつくことはできませんでした。

オリックス戦は競り合いながらも白星をつかめません。敵地、京セラドーム大阪では今シーズン勝ち星に恵まれず7連敗。前夜4時間57分の激闘を経て、この日は移動ゲームとハードスケジュールでしたが、選手は全力で戦いました。次戦こそ悪い流れを打破すべく勝利をつかみに行きます。

ポンセ投手
＜6回　98球　打者28　安打〈本塁打2〉　三振6　四球1　失点・自責点5＞

「今日は失投を何球か投げてしまい、それを上手くとらえられてしまいました。次回登板に向けて切り替え、準備をしていきたいと思います」

「（6回のポンセ投手について）ちょっとばてたのかな。杉本君は（初球に投げた）ああいうボールに強いからね。もったいなかったかな。あそこで一発が出ていなかったら、乗っていく可能性もあった。これは結果論。（リクエストで判定がセーフからアウトに変わり、プロ初ヒットを逃した片岡選手について）ああいう打球は体が反応して自然にヘッドスライディングになる。次はきれいなヒットで、いいスタートを切ってもらえたら気持ちいいからね」