2022.07.30 SAT
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
0
1
0
0
3
1
X
R
H
0
5
7
11

ゲームレポート

1安打の佐藤選手
1安打1盗塁の中島卓選手
二塁打を放った渡邉選手

ファイターズは楽天の田中将投手を打ち崩せず無得点で、3連勝はなりませんでした。好機であと1本が出ず、今季15度目の零封負けを喫しました。

今季3度目の先発マウンドに上がった田中瑛斗投手は1回、テンポよく2アウトを取ります。しかし、浅村選手に四球を与えてしまい、続く島内選手に二塁打を浴びて先制点を許してしまいます。2回も2死後に四球とヒットで一、二塁とされ、西川選手にタイムリーを打たれて1点を失いました。4回も四球が失点に絡むなど5回3失点。失点はいずれも四球がらみで、本人にとっても悔いの残る登板となってしまいました。

打線は4回に四球とヒットで2死一、三塁の好機をつくり、打席にオールスターゲームでサヨナラ本塁打を打ち、MVPに輝いた清宮幸太郎選手が入ります。しかし、三振に終わり得点を奪えません。5回も渡邉諒選手の二塁打などで2死二、三塁としますが、今川優馬選手が三振に切って取られ、得点を奪うことはできませんでした。終盤に反撃したいところでしたが、7、8回はリリーフ陣が失点してリードを7点に広げられ、食い下がることができませんでした。

敗戦の中、きらりと光ったのはスタメンマスクを被った2年目の古川裕大選手。7回に田中将投手から右前打を放ち、プロ初ヒットをマークしました。限られた人数で試合に挑む厳しい戦いは続きますが、若手にとっては存在をアピールするチャンスでもあります。チーム一丸となって、明日はカード勝ち越しを目指します。

先発投手コメント

先発の田中投手

田中投手
<5回 88球 打者24 安打6 三振2 四球3 死球1 失点・自責点3>


「毎回のようにフォアボールからピンチを作ってしまい、チームに良いリズムをもたらす投球ができず、申し訳ない気持ちです。1イニングずつ、全力で抑えに行くつもりで投げましたが、要所要所で甘いボールを1球で仕留められてしまい、自分の甘さを痛感しました。一から修正して、出直してきます」

BIGBOSS語録

BIGBOSS

「田中(瑛斗)君に関して、今日のテーマはテンポよく投げ、バッターのタイミングを狂わせること。4、5失点はだめですけど、3点で抑えたからね。次の登板は、力まずテンポよくバッターのタイミングを外す投球術を覚えてもらえたら今後の成長になる。(打線は)相手がいいピッチャーだし、こういう日もあります。(プロ初安打の古川裕選手は)初ヒットでプロの世界のスタートを1人ずつ切っていくのでね。ここからはもう本人次第。まずは第一歩なので、おめでとうです」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート