2022.07.08 FRI
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ゲームレポート

2安打の近藤選手
ピンチで登板し無失点に抑えた玉井投手
決勝の2ランを放った石井選手

2-2で迎えた10回2死二塁、初回に適時右前打を放っていた石井一成選手が右翼ホームランテラスに高々と4号アーチを運び、これが決勝点。敵地で首位相手に接戦をものにし、延長戦ではリーグトップとなる6勝目(3敗)をマークしました。

幸先よく2点を先行し、先発した上沢直之投手が7回まで1失点に抑え込んで優位に試合を進めました。志願して続投したエースでしたが、8回1死から同点打を浴びてなお二、三塁のピンチを残して降板。この日の陰の立役者ブルペン陣。2番手福田俊投手が柳町選手を空振り三振、さらに代わった玉井大翔投手が今宮選手を二ゴロに打ち取って逆転を許さず、ここで崩れなかったことが勝利を呼び込む大きな要因となりました。

ベンチが盛り上がったのは2回の攻撃でした。9番・左翼で先発出場した宮田輝星選手の打球は遊撃・今宮選手の前に転がり、球界屈指の強肩に俊足が勝ってうれしいプロ初安打を記録。福岡大出身の九州男児は守備でも柳田選手の当たりをスライディングキャッチしてベンチの喝さいを浴びました。6勝15敗と苦しんだ6月から月が変わって今月は4勝3敗と白星が先行。一歩一歩、少しずつ状態を上げ、夏本番を迎えます。

先発投手コメント

先発の上沢投手

上沢投手
<7回1/3 133球 打者31 安打7 三振10 四球1 死球1 失点・自責点2>


「自分で続投を志願して、あの回(8回)は投げたので、何が何でも抑えたいという気持ちでした。ピンチを作って降板するという、信頼を失うような結果になってしまい、チームに申し訳ない気持ちです。イニング途中からマウンドに上がり、ゼロに抑えてくれた中継ぎには感謝の気持ちしかないです」

BIGBOSS語録

「(石井選手の決勝弾に)その前にいいファウル、いいスイングをしていたし、ちょっとだけためて打ったら行きましたね。ほんとうにきれいな一発でした。上沢君も0-0のようないいゲームを作ってくれて、(毎回ベンチで)俺の顔を見て‘行けます’と。ああいう気持ちが大事だし、あのまま行かせて球数の日本記録を出すくらい投げさせようかなと思ったくらい。(ビジターで勝てていなかったが)そこは気にしていなかった。首位だけあってさすが追いついてくる。でも結果うんぬんではなく、うちのチームがいけそうな感じがあると思って見ていました」

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