試合情報

打球を右足に受けた6月2日(木)カープ戦以来、16日ぶりの復帰登板になった伊藤大海投手が、6回7安打3失点。打線もマリーンズ4投手の継投の前に散発6安打で1点に抑えられ、セ・パ交流戦明け最初のカードは連敗で負け越しが決まりました。

2回まで上々の立ち上がりを見せた伊藤投手でしたが、3回2死一、二塁から中軸に連打を浴びて2点を失いました。4回、野村佑希選手に5月10日(火)バファローズ戦以来、実に29試合ぶりの4号ソロが出て反撃ムードが高まりましたが、伊藤投手が反省したのはその直後。5回先頭の荻野貴選手に四球を与え、3回に先制打を浴びていた中村選手に再び左翼へ適時二塁打を喫して追加点を許し、流れを引き寄せることができませんでした。

8回は2死三塁で清宮幸太郎選手が空振り三振。9回は先頭の野村選手が中前打で出塁しましたが、続く好調・松本剛選手が遊ゴロ併殺打に倒れ、チャンスにあと1本が出ませんでした。明日のマリーンズ戦を終えるとチームは秋田、盛岡、福岡、所沢と長い遠征に出ることになります。しばらく札幌ドームを離れる前に、ホームのファンに置き土産となる白星を贈るべく、ベンチ全員で一矢報いる試合を演じるつもりです。

伊藤投手
＜6回　107球　打者28　安打7　三振4　四球3　死球0　失点・自責点3＞

「けが明けで何とかチームにいい流れを持ってこようと頑張りましたが、テンポが悪く、思い通りの結果になりませんでした。4回に1点を返してもらった後、四球から失点してしまい、悔いが残ります。次回登板に向けて、反省点を一つずつクリアしていきたいです」