試合情報

首脳陣が「中4日で託せるのは加藤しかいない」と信頼を寄せる背番号14が最高のピッチングを見せてくれました。加藤投手は7回無失点でチームを同一カード3連勝に導く好投。交流戦は4試合に登板し、26イニング連続無失点で防御率0.00と驚くべき数字を残しました。

加藤投手は中4日のマウンドということを感じさせない安定した投球でした。キレのあるストレートと変化球を巧みに織り交ぜ、ランナーを出しても動じることなく相手打線を抑えていきます。交流戦は好投しても援護に恵まれない試合が続きましたが、この日は打線が加藤投手の力投に応えます。3回1死二塁の好機は松本剛選手のタイムリー二塁打で先制。6回も1死二塁で清宮幸太郎選手が技ありの中前適時打を放ち、貴重な追加点を挙げました。

勝ち投手の権利を得てマウンドを降りた加藤投手の後は、リリーフ陣が8回、9回を無失点リレーで締めくくり、加藤投手に4月19日以来8試合ぶりの白星がつきました。チームは2試合連続の零封勝ちで、投打がかみ合って3連勝。最後に巻き返し、交流戦は8勝10敗となりました。6月17日(金)から再開するリーグ戦でも反転攻勢の期待が高まります。

加藤投手
＜7回　79球　打者27　安打6　三振5　四球1　死球0　失点・自責点0＞

「前回同様、丁寧に投げることができたと思います。ランナーを出しながらも、ゼロで抑えることができてよかったです。試合終了まで勝利を信じて応援したいです」