2022.06.04 SAT
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ゲームレポート

2安打の清宮選手
無失点に抑えた古川侑投手
3人で終えた福田投手

ファイターズは打線が散発の5安打に封じられ、今季10度目の零封負け。これでカープ戦に続き、2カード連続の負け越しが決まりました。

先発した杉浦稔大投手は直球が走り、スライダーの切れもあって3回打者9人をパーフェクトに抑える抜群の立ち上がりでした。しかし4回、2本の単打で2死一、三塁とされると、前夜3本塁打を放った大山選手に変化球を左前に運ばれ、先制を許しました。5回も2死一塁で1番・島田選手から3連打を浴びて2失点。会心の当たりこそなかったものの、裏を返せばしぶとく外野の前に落とされ、タイガース打線の粘り強さに屈した形になりました。

前日は16安打放ちましたが、この日は青柳投手の低めに制球された投球に翻弄されて、得点圏に進めたのは4回に清宮幸太郎選手が右中間を破る二塁打を打った場面だけ。対戦が少ない下手投げのシンカーに手を焼き、最後まで攻略の糸口を見いだせませんでした。そうした中、今シーズン初登板の福田俊投手がファームで磨きをかけたフォークで空振りを奪い、1回を無安打2三振と結果を残したことは明るい材料。この3連戦チケットは完売、大観衆に活きのいいファイターズらしさを印象付けるべく、明日は甲子園の申し子、吉田輝星投手が先発マウンドに立ちます。

先発投手コメント

先発の杉浦投手

杉浦投手
<5回 81球 打者22 安打7 三振6 四球0 死球0 失点・自責点3>


「調子自体はそこまで悪くなかったですが、4回、5回にしぶとくつながれてしまいました。試合前は走者をためてからの長打を警戒していたのですが、詰まらせても前に落ちたり、泳がせても拾われたりと、うまくシングルヒットを積み重ねられて失点する結果になり、悔しい気持ちです」

BIGBOSS語録

BIGBOSS

「今日の青柳君は素晴らしかったですね。開幕初日から今日まで、一番手足が出なかった。タイミングをずらすテクニックとボールの出し入れ。自分が打席に入っても、これはタイミングを合わせづらいだろうって思いました。ファウルで何とか粘って球数を増やさせて(マウンドから)下ろす。勝てる要素があるとしたらそれかなと。(大山選手は)もう絶好調でしょう。うちは意外とエンジンかけさせるのがうまいから。(明日先発の吉田投手について)『日曜日雨らしいよ』って言ったら『晴らしてください』って。4年前(の夏の甲子園)の自分を思い出して、元気はつらつマウンドで躍るように。もう1球1球ガンガン行って、疲れたら代わるくらいの気持ちで投げてもらえたらうれしい」

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