試合情報

ファイターズは今季3度目の同一カード3連敗を喫しました。清宮幸太郎選手がプロ入り後初となる2打席連続本塁打を放ちましたが、惜しくも勝利にはつながりませんでした。

1回、水野達稀選手がプロ初安打となる右前打で出塁すると、続く淺間大基選手が2号2ランを右翼席へ運び、幸先良く先制しました。2回には清宮選手が岸投手の直球を捉える3号ソロを右翼スタンドに突き刺しリードを広げます。清宮選手は1点を追う4回にも豪快な同点弾を右翼ポール際にたたき込みました。

しかし、先発の伊藤大海投手が同点で迎えた6回につかまってしまいました。連続ヒットで1死一、三塁とされ、辰己選手のセーフティースクイズで1点を勝ち越されてマウンドを降ります。代わった玉井大翔投手もスクイズを決められ、リードを2点に広げられました。打線も5回までに7安打を放ちましたが、6回以降は楽天のリリーフ陣に無安打に抑えられ、反撃はなりませんでした。

苦しい状況が続きますが、水野選手はプロ初ヒットを含む2安打をマークし、清宮選手もスラッガーらしい2本塁打で存在感を示してくれました。上向きの調子を維持して打線の起爆剤になることが期待されます。

伊藤投手
＜5回1/3　95球　打者26　安打7　三振3　四球4　死球0　失点6　自責点4＞

「点を取ってもらったにも関わらず、ピリッとしない内容で、リードを守り切れませんでした。イニングの途中でマウンドを降りる形になってしまい、悔しい気持ちです」