北海道日本ハムファイターズに読売ジャイアンツから移籍加入した若林晃弘選手が3月12日(火)、エスコンフィールドHOKKAIDOで入団会見に臨み、抱負を語りました。なお、背番号は「49」に決まりました。

昨日のトレード発表から一夜明け、早速ファイターズのユニフォームに袖を通した若林選手。開幕前のトレードに「突然のことで驚きはありましたが」と率直な思いを話しながらも「すぐにユニフォームを着させていただいたので、いち早くファイターズの一員としてチームの勝利に貢献できるように、自分の力を精一杯出せたら」と意気込みました。
内外野守れて、スイッチヒッターの若林選手は、様々なゲーム展開での起用が想定されます。それでも勝負したいポジションを聞かれると、プロのキャリアをスタートさせたセカンドのポジションと答えました。大学、社会人、読売ジャイアンツで6年間をへての移籍。「自分の新たなスタートとなる」と心機一転、新天地での活躍を誓います。
会見に同席した木田優夫GM代行は「大学の頃から見ていましたし、能力の高さも知っている。若林選手がいてくれるだけでチームの作戦が広がる」とユーティリティ性を評価。「ファイターズの力になってくれると信じている」と期待を寄せました。

会見後には早速チーム練習に参加し、新しいチームメイトとともに汗を流しました。開幕に向け、レギュラー争いが本格化する中、新たなピースが加わったファイターズ。若林選手は、「求められる役割が変わってくると思う。勝負どころ、ここというところで打ってファンの期待に応えたい」と力を込めました。