フリーエージェント権を行使して中日ドラゴンズへ移籍した大野奨太捕手が12月26日(火)、札幌市豊平区の球団事務所を訪れ、9年間在籍した北海道日本ハムファイターズの職員・スタッフに退団のあいさつを済ませました。全職員を前に大野選手は「皆さんに支えられたお陰でここまで野球を続けてこられました。選手会長を務めた4年間も助けていただき、感謝の気持ちしかありません」と話し、大きな拍手とともに花束贈呈を受けていました。

岐阜県出身で東洋大学から2009年にドラフト1位で入団。「2016年の日本一がチームとしても個人的にも最高の瞬間でした」と振り返り、「北海道は空気も人も温かく、ほっとする場所」と話します。その上での決断について「人間として、野球人として上のステップに進みたいというのが理由。球団からも日本シリーズで会おうと言っていただきましたので、札幌ドームとナゴヤドームでの対戦を目標に頑張ってきます」と前を見据えていました。

一軍通算成績

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主な成績

・三井ゴールデン・グラブ賞…2016
・日本シリーズ出場…3回（2009、2012、2016）※2009年第5戦に新人捕手として初の先発出場
・オールスター出場…1回（2014）
・最優秀バッテリー賞…2016（投手：大谷翔平選手）
・日本代表…2017WBC