2017/12/25 (月)
プレスリリース

大谷投手が札幌ドームで一般公開の記者会見

2018年シーズンからロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムへ移籍が決定した大谷翔平投手が12月25日(月)、数々の鮮烈なパフォーマンスでファンを魅了した札幌ドームで退団記者会見を行いました。グラウンド上の一部、スタンドを一般開放。クリスマスの平日の18時にスタートした会見には約13000人が別れを惜しみ、今後の激励のために駆けつけました。

花巻東高時代から親交が深かった長嶋三奈さんのナレーションで、大型ビジョンで思い出の映像を振り返り、栗山監督ととも球場へ姿を現して記者会見がスタートしました。
大谷選手は、冒頭のあいさつを英語で披露して沸かせました。
「Long time no see, I'm Shohei Ohtani.Thank you for coming out to my Press conference ,Please enjoy!(お久しぶりです、大谷翔平です。本日は私の記者会見に足を運んでいただき、ありがとうございます。楽しんでください!)」

会見終了後にはエンゼルスのユニホームの上着に袖を通し、思い入れたっぷりのマウンドから捕手の栗山監督へボールを投げ込みました。5年前の2012年のちょうど同じ12月25日の入団会見では、大谷投手が打者の栗山監督へ投球してプロ野球人生をスタートしました。その再現をし、二人三脚で歩んできた指揮官からはメッセージ入りのピッチャーズプレートをプレゼントされました。お返しにサイン入りのエンゼルスのユニホームを手渡し、力強く握手をして大リーグでの活躍を誓いました。
ゲストとして登場した選手会長の中島卓也選手鍵谷陽平投手近藤健介選手からは花束が贈られました。場内を1周して来場者へ別れを告げ、記者会見は終了しました。サプライズで来場者全員へ、直筆のメッセージカードをプレゼントして、夢だったメジャーリーガーへの道を歩み出しました。

大谷選手質疑応答

Q.多くの人たちが詰め掛けた
「僕自身もびっくりしています。ありがたいな、と思います。僕自身、この札幌ドームで野球だけに没頭でき、球団の皆さん、ファンの皆さんに感謝しています。これだけ多くの人に支えられ、応援されてきたということは僕にとって大きいことです」

Q.札幌ドームでの思い出は

「(2013年5月の)プロ初登板はすごく思い出に残っています。すごく緊張をしていたな、と思います」

Q.二刀流はやり遂げることができたか

「やり遂げたという感じもありますし・・・。そういうことに理解をしてくれた人たちが、自分の周りにいたことがラッキーだったと思います。ここで教えられたことを向こうでもやりたい。今までお世話になったきた人たちの思いを乗せて、頑張りたいと思います」

Q.エンゼルスに決めた理由を「縁」だと言っていた

「縁というのは具体的なものではないですから。最後、背中を押してくれたのは理屈じゃなくて直感でした」

Q.いつか北海道へ戻ってプレーをするか

「行くと決めた以上は、そこでできるように頑張りたいです。今、に集中をしたい気持ちが一番です」

栗山監督コメント

「向こうで活躍というよりも、もっとできると僕は思っています。5年間、本当にありがとうと言いたい」

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