北海道日本ハムファイターズは2018年2月28日(水)と3月1日(木)の両日、札幌ドームに台湾プロ野球のLamigoモンキーズを招き国際交流試合「アジアフレンドシップシリーズ in 北海道」を開催することが決まり、12月21日(木)、台北市の中華職業棒球大聯盟記者室で概要発表を行いました。ファイターズが札幌ドームで海外のチームと試合を行うのは球団初となります。

北海道には毎年50万人を超える多くの台湾人観光客が訪れ、近年は観光ルートに野球観戦を組み込むケースが増えています。今回対戦するLamigoモンキーズとは2006年アジアシリーズの決勝を戦って以来、5月に桃園国際棒球場で開かれた日本文化を紹介するイベント「YOKOSO桃園」にマスコットのB・Bがゲスト出演したほか、稲葉篤紀SCOがビデオメッセージを寄せるなどの交流を続けてまいりました。
2018年は北海道命名150年と北海道日本ハムファイターズ誕生15年の節目にあたり、今年の台湾シリーズ王者でもあるLamigoモンキーズとの国際交流試合を通じて新たな野球の魅力発信や観光誘客の促進を図ります。

試合開催概要

試合日	試合開始	対戦カード	場所	開場時間
2018年2月28日(水) 2018年3月1日(木)	18:00	vs	札幌ドーム	16:30（予定）

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Lamigoモンキーズ　劉玠廷　球団社長兼GMコメント

「北海道日本ハムファイターズとは前身のLa Newベアーズ時代、2006年のアジアシリーズで2度対戦し、接戦の末に連敗を喫しました。それから10数年経ち、実力を示すよい機会をいただきましたので、今回の2試合で対戦成績を2勝2敗にできるよう全力を尽くします。台湾の雰囲気を札幌ドームに持ち込み、日本とは一味違う応援スタイルを楽しんでいただけたら幸いです。実現へご尽力いただいたファイターズ関係者の皆様に心より感謝申し上げます」

北海道日本ハムファイターズ　島田利正　常務取締役球団代表コメント

「我々からの申し出に快く応じてくださったLamigoモンキーズに感謝の意を表します。アジアシリーズで戦って以来、いつかまた試合ができたらという話はお互いの間で出ていました。これも何かの縁だと感じています。来年は球団にとっても北海道にとっても節目の年。これを機に北海道と台湾がスポーツで交流をいっそう深められたら、この2試合の持つ意味はさらに増すことになります。2018年、札幌ドームで行う最初の試合でもあり、5位からチームを立て直す意味で今年の台湾チャンピオンの胸を借りてしっかり内容のある試合をお見せしたいと思います」

北海道日本ハムファイターズ　栗山英樹監督コメント

「米国アリゾナ、沖縄で1ヶ月キャンプを送った成果を試す意味でも、台湾王者でありパワフルな野球をするLamigoモンキーズが申し分のない相手であることは言うまでもありません。まだ春遠い時期に北海道までお越しいただくことに対しましても深く敬意を表します。この2試合を通じて北海道と台湾の友好が一層深まり、国際的な野球の発展、ファン同士の強い絆につながることを期待してやみません。そのためにもファイターズの名に恥じない戦いができるよう全力を尽くします」