2017年12月27日(水)~29日(金)札幌ドームにて開催される《NPB12球団ジュニアトーナメント2017》に出場する、北海道日本ハムファイターズジュニアチームが12月16日(土)、札幌市コミュニティードーム「つどーむ」で壮行試合を行いました。約900人が参加して行われたセレクションから選抜された16名が、昨年のファイターズジュニアと対戦しました。
試合前には栗山英樹監督が訪問して、激励の言葉を掛けました。「我々と同じユニホームを着てくれて、しっかりと戦ってほしい。勝ち負け以上に、みんなにとって価値ある経験を積んでください。この中から将来、ファイターズのユニホームを着てくれる選手が出てくれたらうれしいです」。栗山監督も熱視線を送っていた強肩捕手の中村翔愛(とうあ)主将(苫小牧緑小6年、苫小牧飛翔スワローズ)は「ここからプロ野球選手になりたい。ステップにしたい」と意気込んでいました。
試合は2017年のファイターズジュニアが2対4で2016年ファイターズジュニアに惜敗しました。高口隆行監督は「負けたことは事実」などと、大会直前のメンバーに厳しくゲキを飛ばしていました。
2011年に12球団の頂点に立ってから、遠ざかっている優勝が目標です。昨年は3位に終わりました。高口監督は「守り勝てる、いいチームだと思います。打撃は良いので、ある程度は得点が計算できます。16選手が、いろいろなポジションを守れるのが強み」と自信をのぞかせていました。中村主将も「あと1週間くらいですが、ちゃんと練習をして本番に臨みたい」と力強く誓っていました。