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2017/11/11(土)

チーム

大谷投手がメジャーリーグ挑戦を正式表明

北海道日本ハムファイターズの大谷翔平投手が11月11日(土)、東京・千代田区の日本記者クラブで記者会見を開き、来シーズンから活躍の舞台をメジャーリーグに移すことを正式表明しました。同投手は前日10日(金)に都内で竹田憲宗球団社長、栗山英樹監督と面会した際に今オフのメジャーリーグ挑戦を申し入れ、その場でポスティング・システム(入札制度)を利用しての移籍を了承されていました。

冒頭挨拶

昨日、球団の方にポスティングによるメジャー移籍を自分の口から伝えまして、球団から容認という温かい言葉をいただいたので、改めて来年以降アメリカで頑張りたいと報告させていただきたいと思います。入団してから約5年間ファイターズでお世話になりました。自分が(投打の)2つをやってきたことが球団にとって、日本球界にとって本当にプラスなのかなと思った時もありましたけど、入団当初から応援してくださったファンの方々や、温かく指導してくださったコーチ、チームメートの皆さん、球団のスタッフ、そして栗山監督、本当に色々な方々に支えられてこの5年間一日一日大切にしながら前に進んでくることができました。本当に感謝しかないですし、恩返しできたか自分では正直分からないですけれど、これから先もそういう気持ちを持って頑張っていくことに変わりはないです。球団の方からは温かい言葉をいただき、応援しているよという気持ちを言っていただいて本当にうれしく思いましたし、本当にファイターズに入って良かったなと思いました。きっとそれは一生思うんだろうなと思いながら話を聞いていました。ファンの方含め、5年間ありがとうございました。来年以降も応援していただけたらうれしいですし、皆さんの思いを胸に頑張っていきたいと思います。

質疑応答

Q.今年故障したことが決断に影響したり、悩みになったことはなかったでしょうか
「ファイターズのお世話になると決めてから、本当に心の片隅にメジャーリーグにいつか行きたいというものはありましたけど、それを明確に考えられるほどの余裕は正直、なかったです。昨年の優勝があってようやく一つ達成感のようなものはあったのかなと。そこを経て少しずつ(メジャーに)行きたいという気持ちが少しずつ大きくなりました。その中でのけがでしたが、夢に対する気持ちが小さくなったということはないです。申し訳ないという気持ちの方が強かったというのが本音ですが、けがによってやめようかなと思うときはなかったです」
Q.このタイミングでのメジャーへの挑戦を決断した理由は
「まだまだ不完全な選手で、もっともっとやらないといけないことが多い選手ですけれど、そういう状態の中もぜひ行ってみたいという気持ちの方が強かったです。高校を卒業したときも同じだったので、そういう気持ちが強いと思っています」
Q.契約条件で重視するものはありますか
「自分としてはまだまだ足りない部分の方が多い選手だと思っています。自分をもっと磨きたいというか、そういう環境に自分を置きたいので、そこに適している球団に行きたいと考えています」
Q.メジャーに入っても二刀流にこだわり続けますか
「最初は僕と交渉に当たってくださったスカウトの方や栗山監督の極少数の人しか思い描いてなかったこと。今は多くの方に応援していただいて、自分だけのものではないと思う部分があります。ただ、自分だけの都合じゃなく、そういう環境が(行く先に)あるのか話を聞いてみたいなと思います」
Q.この先目指すものは何でしょうか
「野球をやる以上は一番の選手。何を持って一番かは難しいですが、ファンの人たちから彼が一番だと思ってもらえることかもしれません。ワールドチャンピオンも野球選手の最終目標。ぜひ経験してみたいですね」
Q.地元岩手の人にもメッセージを
「今年岩手の試合に行けなかったのがやりのこしたこと。本当にプレーを見ていただきたかったので。仙台にも岩手から応援に来てくださった方がたくさんいて、感謝しかありません」
Q.青いネクタイの色に意味は
「感謝の気持ちですね。ファイターズへの感謝。ぜひこの色をと思って選びました」

竹田憲宗代表取締役社長

「大谷投手からMLB挑戦への申し入れがあり、球団はポスティング・システムを利用して承諾する結論に至りましたので、ご報告申し上げます。23歳とまだ若く少し早いと思われるかも知れませんが、世界オンリーワンに向かうには彼の決断、覚悟が定まった時に背中を押してあげるのが一番だと、一貫して球団では考えてきました。ファンの皆様におかれましては私どもが下した判断をご理解いただき、日本の宝として世界的な視野に立って大谷翔平を今後も応援してくださいますようお願い申し上げます。大谷投手の活躍が日本中に夢を与え、大谷投手のようになりたいと思わせる存在であり続けることを願います」

栗山英樹監督

「大谷翔平と話をしまして、球団全員で思いを受け止めることになりました。5年前の入団時に色々なことがありましたが、夢を実現させるために全員で一緒に前に進もうと決めた中、やはり一番は本人がしっかり結果を残すこと以外、道を切り開く術はなかったはずです。私を含め全員が感謝しています。ただ僕が思っている大谷翔平の天井はこんなところではなく、アメリカのファンの度肝を抜くことを信じています」