2017/10/02 (月)
イベント

トップアスリートが札幌ドームに集結!第2回「北海道スポーツコンベンション」を開催

北海道日本ハムファイターズは10月1日(日)の埼玉西武ライオンズ24回戦終了後、札幌ドームで第2回北海道スポーツコンベンションを開催しました。事前募集にお申込いただいた120組240人の親子を対象に、野球、サッカー、バスケットボールの実技体験会を開いたほか、稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)をはじめ日本を代表するオリンピアンによるトークショーも行い、スポーツの魅力や楽しさを発信しました。

実技体験

ノルディックスキー複合で1994年のリレハンメル五輪団体金に輝いた阿部雅司氏(名寄市スポーツ振興アドバイザー)の指導による準備運動後、5歳から小学4年生までの男女とその保護者は3組に分かれて、3種目を30分間ずつ順に体験していきました。野球は池田剛基アカデミーコーチがティーボールで打球を強く遠くへ飛ばすための正しいスイング、バスケットボールはレバンガ北海道の齋藤拓也ユースチームダイレクターと安宅寛法アカデミーコーチが様々な体勢での捕球やドリブルからシュートまでの基本を伝達。サッカーはJリーグ通算495試合出場を誇る元コンサドーレ札幌の砂川誠氏と、アジア20カ国でプレーしている札幌市出身の伊藤壇選手が足に吸いつくようなボールタッチを見せ、遊びの要素をふんだんに取り入れたトレーニングメニューは家庭でも実践できる内容でした。稲葉SCOは「子どもがスポーツに取り組む上でご両親の協力は不可欠。ぜひ一緒に触れ合いながら、支えていってください」と呼びかけていました。

■講師

準備運動
阿部雅司氏
名寄市特別参与スポーツ振興アドバイザー
野球
稲葉篤紀
北海道日本ハムファイターズSCO
池田剛基
北海道日本ハムファイターズベースボールアカデミー
サッカー
砂川誠氏
北海道コンサドーレ札幌アドバイザリースタッフ
伊藤壇氏
エイベックス・マネジメント所属プロサッカー選手
清原辰也コーチ、西村栄祐コーチ
コンサドーレジュニアサッカースクールコーチ
バスケットボール
斎藤拓也氏
レバンガ北海道ユースチームダイレクター
安宅寛法氏
レバンガ北海道アカデミーコーチ

トークショー

実技に先立って行われたトークショーには稲葉SCOと阿部氏のほか、長野五輪スピードスケート500m金メダルの清水宏保氏、冬季五輪7度出場の実績を持つノルディックスキージャンプの葛西紀明選手が参加。葛西選手は「ジャンプを始めた最初のころは怖かったけれど、元々何でも一番になりたい性格。それが今でも変わっていません」と来年の平昌五輪への意欲を示せば、五輪出場3度目で金メダルを獲得した阿部氏は「隣の選手に心臓の音が聞こえるくらい緊張する方でしたが、‘俺のジャンプを見てみろ’と開き直ったらK点ジャンプができました」と明かしました。清水氏も「子どものころはレスリングや剣道などをやっていて、ぜん息の改善に始めたのがスケート。10年前にぜん息の子から質問され、一生懸命練習すれば金メダルが取れるよと答えてあげたのが(フィギュアスケートの)羽生結弦選手」と秘話を明かしました。4人のオリンピアンからは夏冬様々な競技に取り組める北海道の特色や、この日の参加者から将来のメダリスト誕生を期待するコメントが相次いでいました。

スタッフミーティング

試合前には球団事務所大会議室で北海道内の各競技団体が直面する課題や将来ビジョンを共有することを目的とした「スタッフミーティング」を初めて開催しました。株式会社Waisports ジャパン代表取締役、松田裕雄氏が「北海道におけるスポーツの可能性」と題して基調講演したほか、北海道環境生活部文化・スポーツ局スポーツ振興課の鈴木靖主幹がスポーツ参画者拡大に向けた施策について、北海道野球協議会の竹中揚子理事が女子野球の現状についてプレゼンテーションしました。

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