2017.07.08 SAT
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広報レポート<先発投手に求められるもの>

本塁打を放つレアード選手
先発の井口投手

ここまで経験した43試合とは、まったく違う景色が見えたことでしょう。プロ人生で初めてまっさらなマウンドに上がったのは、2年目の井口投手でした。初回の先頭打者に安打を許して2点を先制されると、3回にも先頭打者出塁から失点。5回途中で降板し、プロ初勝利は次回以降へ持ち越されました。イニングを追うごとにパフォーマンスが上がり、先発としての資質があることも見せた登板だったのではないでしょうか。

先発投手に求められるものは何か。「試合を作る」という表現をよく耳にします。では、「試合を作る」とは何か。クオリティー・スタート(6回以上を投げて自責点3以下)の指標も一般的になってきました。しかしながら、結局のところ、チームの戦いに勢いをつけられるかどうかに集約されます。たとえば、先発が3回まで無失点でスタートできた試合は今季19勝7敗。5月以降は15勝1敗と大幅に勝ち越しています。4回まで無失点なら16連勝中です(3敗)。立ち上がりに打者一回りを抑えることも決して簡単ではありませんが、何が求められるのかの明確な答えとして挙げることはできるでしょう。

序盤に劣勢に立たされる試合が続き、借金は「18」にまで増えました。得失点差は今季最大の「-64」。ここを如何に「0」に近づけていくか。そのために何が必要なのか。やれることは、まだまだあるはずです。

先発投手コメント

先発の井口投手

井口投手
<4回2/3 80球 打者21 安打6〈本塁打1〉 三振2 四球2 失点・自責点3>

「立ち上がりは考え過ぎたというか、自分が思うようなピッチングが出来なかったんですけど、2回以降から少しずつ自分の持ち味を出せたと思います。もちろん反省は沢山ありますし、長いイニングを任せてもらえる信頼を勝ち取れるように頑張っていきたいと思います」

栗山語録

栗山監督

Q.井口投手がプロ初先発
「初回は緊張したと思う。チーム状況も考えてだったので、丁寧に投げざるを得なかったはず。バランスも含め、先発の適性はあると感じた部分もあった」

Q.中田選手をプロ初の打順1番起用の意図は
「翔には以前から、いろいろな話をしていた。どういう意図か、ということは伝えてはいない。伝えない方がいい。そこ(1番)で、めいっぱいいってもらおうと思っていた」

Q.明日が札幌ドームでの前半戦の最終戦
「選手たちもそう、ファンの人たちもそうだけれど、本当に嫌な思いをさせている。本当に申し訳ない、と思っています」

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