2017.05.06 SAT
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
2
0
1
0
0
2
0
1
0
1
0
0
0
0
0
0
R
H
5
11
2
8

広報レポート<『切り札』流スタメン術>

逆転適時打を放つ矢野選手
決勝打を放つ中田選手

試合はまだ始まったばかりでした。しかし、逆転打を放ったのはファイターズが誇る『切り札』でした。1点を追う3回1死一、二塁で打席に立ったのは矢野選手。「3番・指名打者」で今シーズン初めてスタメンに名前を連ね、これが2打席目でした。インコースへの速球にしっかりと対応すると、鋭い打球は左翼線へ。一気に2人を本塁に迎え入れたのです。試合をひっくり返す一打は、いつもは試合終盤の一打席に賭ける男が、第1打席の反省を活かして叩き出した一本でした。

初回1死二塁の第1打席は、外角低めへの変化球(見逃せばボール)を空振りし、三振に倒れていました。しかし、相手投手の球筋から、次の狙いはインコースの速球に定めていたといいます。「外の変化球を強引にいったらダメだと。インコースにいいボールを投げてくる相手。(打つ)ポイントを前にして振りにいったんです」。追い込まれた後、三振に倒れた同じボールを確実に見極めたところで勝負はついていたのかもしれません。スタメン起用で複数回打席に立てることを見事に活かした形になりました。同点に追いつかれ、5回2死二塁で迎えた第3打席でも四球を選んで出塁。続く中田選手の決勝打につなげました。

快進撃の立役者となった近藤選手は「バットコントロール」と「選球眼」で3番に定着。その近藤選手が前日受けた死球の影響から欠場を強いられましたが、プロ15年目のベテランが「頭脳」で代役を果たしてみせました。泥沼の10連敗を脱出してから、8試合で7勝1敗。5連勝で借金返済街道を突き進むチームに不可欠な男が、その存在感をいかんなく発揮した一戦となりました。

先発投手コメント

先発の有原投手

有原投手
<7回 102球 打者29 安打7 三振4 四球1 失点・自責2>

「後半は修正して良くなってきてたんですけど、やっぱり初回と点を取ってもらった後に(点を)取られてしまったので、ああいうところを抑えられれば良かったです。守備にも良いプレーがありましたし、野手の皆さんに助けられながら投げさせてもらいました。試合が終わるまでしっかり応援します」

栗山語録

※本日の栗山語録の掲載はございません

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート