2017.04.01 SAT
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
2
0
1
0
0
0
X
R
H
1
9
3
10

広報レポート<安定と信頼の方程式>

二番手の谷元投手
三番手の宮西投手

まだまだ投げたかったに違いありません。自分がマウンドに立ったのは5イニングで、リードは2点だけ。先発・メンドーサ投手は降板後、開口一番で「あと1イニング、2イニングは投げたかった」と苦笑いしました。チームによっては長く険しい残り4イニングになる可能性がある。しかし、5回1失点の交代で自分のシーズン初勝利が消えるとは、まったく考える必要がありませんでした。「後を投げてくれるピッチャーが素晴らしいから、安心して任せられる」。ファイターズが誇る“勝利の方程式”が、今シーズンも盤石であることを証明してみせました。

6回に2番手でマウンドに上がったのは谷元投手。1死から安打を許したものの、後続を断ちました。今季のスタートを無失点で飾った男は、「内容はどうあれ0点で抑えたことが大きい」と胸をなで下ろしました。リリーフ陣は全員同じ気持ちでしょう。3番手の宮西投手に続き、8回は先発からリリーフに再転向した増井投手、そして、最後はマーティン投手が無失点で締めくくりました。

早めにリードできれば、勝ちは限りなく近くなる。この日は3回に西川選手の1号ソロで先制に成功すると、5回までに3点をもぎ取りました。大谷選手、近藤選手が猛打賞を記録。特にオープン戦で結果が出なかった近藤選手は、前日の最終打席から5打席連続出塁となり、中軸としての役割を果たしています。ファイターズの“形”でつかみ取った初勝利は、今季の戦いに大きな意味をもたらすはずです。

先発投手コメント

先発のメンドーサ投手

メンドーサ投手
<5回 75球 打者25 安打5 三振4 四死球4、失点1、自責0>

「先発投手として最低限の役割は果たせたかな。3回までは良かったけれど、その後はちょっと苦しんだ。死球3つは人生で2度目。汗でボールが滑ってしまった。あと1イニング、2イニングは投げたかったね」

栗山語録

栗山監督

Q.今シーズン開幕初勝利を挙げました
「良かった。一つ勝つのは本当に大変なこと。また始まったという感じ。幸せなことだね」

Q.メンドーサ投手がチーム初の勝利投手となりました
「状態は良く見えてた。ミス絡みで点は取られたけど、良く頑張ってくれた。メンドーサは長いイニングを投げたがってたけれど、ゼロで抑えることが試合を作ることに繋がる」

Q.中継ぎ陣が無失点で抑えました
「うちの生命線。しばらく使っていなかったけれど、ここが崩れると困る。緊張して見ていたけど、自分の仕事をしてくれた。素晴らしかった。ホッとはしていないけど、少しだけ安心するところを見せてくれた」

Q.西川選手の先制本塁打について
「何とかしようとする姿が見えた。自分を捨ててチームのためにやってくれている。強引に行かないことが前に進んでいる気がする。イメージと野球の流れが一致し始めている」

Q.明日はエスコバー投手が先発します
「緊張すると思うけど、きょうもメンドーサがいい流れを作ってくれた。期待しています」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート