2017.03.08 WED
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広報レポート<先輩不在の間のアピール合戦>

オープン戦の規定で9回引き分け。最後のプレーは、清水選手自慢の肩で決めた盗塁死でした。9回2死一塁、盗塁成功を許せばサヨナラに直結する場面。ワンバウンドスローで果敢に盗塁を試みた相手の息の根を止めてみせました。7日の試合から、3度連続で盗塁を阻止。しかも僅差の試合終盤となれば、栗山監督が「うれしい」と手放しで褒めちぎるのも無理はありません。4日のジャイアンツ戦で頭部に死球を受けて心配されましたが、影響はまったくなし。開幕一軍の切符をしっかりとたぐり寄せているといっていいでしょう。

ウォームアップでは一番声を出し、宴会芸もお手の物。明るいキャラクターで、チームを盛り立てる役割を買って出ています。一方で高橋捕手コーチとの特訓では、必死にボールに食らいつく根性も見せる清水選手。次世代の正捕手としての期待を集める男は、経験値を上げるために日々、研鑽を続けています。

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で6選手が“離脱中”。その分だけ、若い選手たちにはチャンスが与えられています。大野選手不在の間に清水選手が存在感を示せば、5番手で登板したプロ2年目の上原投手が2回無失点で、宮西、増井両投手が不在の間に結果を残しました。侍ジャパンの裏で、今季の飛躍を目指す若手が生き残りをかけて真剣勝負のアピール合戦を繰り広げています。

先発投手コメント

加藤投手
<3回 74球 打者16 安打3 三振4 四死球1 失点・自責1>

「全体的には、それなりにはできた。野手の方にも守りで、頑張ってもらいました。先制点は2ストライクに追い込んでいたので、もったいなかった。ボール自体は、昨年よりも満足いくボールが多い。とにかく今年は戦力になりたい。長いイニングを投げる準備を、しっかりしていきたい」

栗山語録

Q.先発した加藤投手が4回1失点とまずまずの好投
「ボールは良かったね。加藤に関しては昨年、いろいろと悔しい思いをした。それが宝物になると伝えたはずだからね」

Q.5番手の上原投手も8回から2回を無失点
「(起用法は)いろいろと考えます。結果だけが良かったのではなくて、抑えるべくして抑えるボールを投げている。ブルペンで投げている姿を見ても、腕を振って投げようとしていることが分かる。使い方はこれからいろいろと考えます」

Q.あらためて2年目の上原投手と加藤投手の両左腕が成長の跡を見せている
「全力で腕を振って投げます。全力でバットを振ります。全力で走ります。そこが、すべてのベースになってくるよね」

Q.若手の投手陣の競争が激しい
「これだけ同じようなレベルで競争しているのだから、どうやっていったら使われるのか選手が自分で考えるはず」

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